2020年10月8日木曜日

ノーベル化学賞

ゲノム編集がノーベル賞に選ばれましたね。化学賞なのかとちょっと意外でしたが。シャルパンティエ博士とダウドナ博士、おめでとうございます。一番最初にこの現象を見つけられた石野先生は対象外なのは惜しいですが。

2020年9月16日水曜日

日本植物バイオテクノロジー学会技術賞受賞

 日本植物バイオテクノロジー学会技術賞に選んで頂きました。賞状がとどきました。本研究に携わって頂いた方々に感謝です。



もともと、日本植物細胞分子生物学会でしたが、2020年7月から日本植物バイオテクノロジー学会に名称変更され、名称変更後最初の技術賞を頂くことができました。詳しい内容につきましては、系のホームページに寄稿しました。【こちら】ご覧いただけますと幸いです。

折角なので写真撮りました。コロナ禍なので、マスク着用バージョンです。
マスク無バージョンはこちら





2020年9月11日金曜日

Frontiers in Plant Scienceに掲載されました

東北大学の加藤幸成先生と共同研究で行っていた論文がFrontiers in Plant Scienceに掲載されました。加藤先生が開発されたRAPタグ(DMVNPGLEDRIE)が植物においても有効であることで、植物における小型タグのレパートリーを増やすことができました。また、RAPタグ抗体も加藤先生のところで開発されていたのですが、RAPタグ抗体を植物にて作製することに成功しました。そこそこの量がとれるし、何よりもProtein Gカラムで純度が高く精製できるという利点があります。植物なので、抗体がないというのが強みです。CHO細胞に比べると低コストで作製できることから、低コストで抗体が必要な場面(診断抗体とか)での抗体作製に有効活用できるものと考えております。

2020年4月16日木曜日

新型コロナウイルス

緊急事態宣言が出されて1週間以上経ちましたね。2、3週目過ぎてから、感染者数の伸びが鈍化し始めないと、5/6に解除とはならないのだろうか?

茨城県県南も緊急事態宣言に準ずる措置となっており、筑波大でも授業はオンラインで、大学院生も含むとなりました。オンラインで実験は無理なので、論文読むとか書くとかさせるしかない状況です。

皆さんそうかもしれませんが、ZoomやらTeamsやらに詳しくなってきました。

あまり暗い話ばかりだと気が滅入りますが、医学の先生と行っていたシラカバ花粉アレルゲンの大量生産に関する論文がFrontiers in Plant Scienceに掲載されました。結構、がっつりと作れることが分かりました。

また、共同研究ですが、つくばシステムがかいわれ大根でもうまくいったという論文がPlant Biotechnologyに掲載されました。

2020年3月5日木曜日

3月ですね

もう3月になってしまいましたね。
今年は、コロナウイルス感染拡大予防の観点から、学会が軒並み中止になりました。小中高も臨時休校なので、こればかりはどうしようもないですね。公衆衛生の専門家ではないので、厚労省の受け売りですが、こまめな手洗いが大事みたいです。

ここにきて、韓国、イタリア、イランでの患者数が急増しているのが気になります。ただ、東京、千葉で感染者数が増加しているのに、茨城は0というのが、逆に不気味ではあります。

2020年1月16日木曜日

Communications Biologyに掲載

結構、前々から行っていた研究なのですが、最後の最後で詰まっていた論文を、Communications Biologyに掲載することに至りました。
プレスリリースはこちら

植物型SUMO E3 ligaseしかPHDフィンガーをもたないのですが、このPHDフィンガーがヒストン修飾(H3K4me3)を認識したり、メチル化酵素を認識したりして、発現調節に関わっていることを明らかにしました。

何とか掲載まで至ってほっとしているところです。
Communications BiologyはSpringer Natureが出した新しい雑誌なので、今年にインパクトファクターがつく予定です。いくつになるか楽しみです。折角なので、ドンと高いと良いですが。

そういえば、Nature Foodという雑誌も創刊されましたね。トマトの成果とかをこういった雑誌に載せられれば良いですが。