2013年11月19日火曜日

Plant and Microbe Adaptations to Cold in a Changing World

上記タイトルでSpringerから本が出ました。
http://www.springer.com/life+sciences/plant+sciences/book/978-1-4614-8252-9?detailsPage=chapter

Proceeding的な感じで昨年行われた国際学会の演者が協力して仕上げた感じです。私も多少なりとも貢献しました。
ICE1, a Transcription Factor Involved in Cold Signaling and Tolerance

 最近、総説ばかりが多い(実は今も総説を仕上げています)ので原著を何とかせねば。

次世代シーケンサー

先日、事務局庶務を担当させて頂いています、産学連携178委員会の研究会世話人として東京に行ってきました。次世代シーケンサー技術を育種へと用いようとされている先生方の講演をお願いしたのですが、考えようによっては様々な使い道があることの勉強になりました。如何せんお値段が高いのですが、一頃に比べるとだいぶ安くなったみたいです。予算申請しているのが通ったら次世代使ってみますかね。

2013年10月22日火曜日

新学術若手の会

今回は新学術研究の若手の会ということで小豆島まではるばるやってきました。久々に船に乗るという旅でしたが、非常に天気が良くて瀬戸内も穏やかでした。讃岐うどんをつくるという体験もしてなかなか楽しい企画でした。

さて、今回は特別講演で若い人向けに何か話をしてくれと依頼も受けまして、科研費の申請もありながら、突貫工事で作りました。今回は敢えて研究の話をしないという方針で作りました。どれだけ若者に届いたかは分かりませんが、なかなかの作だと思います。今回の発表順が昼1という眠たくなる時間なので、後半は笑いをとるところを盛り込んだのですが、前半が淡々としすぎたというのが反省点です。神原先生の御講演でもかぶるところがあったので、行きつく先は一緒なのかという感じでした。

今回は4年生2人に発表させました。2人ともこういう外向きの発表は初めてだったのですが、意外と2人とも皆さんに高評価で、色々な人に褒められていました。




2013年10月2日水曜日

NBT

最近、新しい植物育種技術としてNBT(new plant breeding techniques)が色々と話題になってきています。最初は私も漠然としか知らなかったのですが、筑波大学の先生を中心に技術に関する解説本を出版する運びとなりました。

http://www.bunken.co.jp/item/2174/

国際文献社から発売しています。NBTも単にTALENとかだけでなく、今のところ8種類に分類分けされていて、それぞれに特徴があります。この本の取りまとめ及び国際文献とのやりとりを任されましたので、内容すべてに3回ぐらい目を通しましたが、技術解説本としてはなかなかの出来になったのではないかと思われます。学生さんにも買いやすいようにと、何とか1000円でお願いしました。来年4月から1080円になる?ので1050円のうちに是非。

驚きなのは、シロイヌナズナ扱っている人は、実はこのNBT手法を使っているのですね。

2013年9月13日金曜日

札幌

昨日まで植物細胞分子生物学会で札幌に行ってきました。今回はタンパク質技術をどう活かすかという内容でシンポジウム話をしてくれと依頼を受けましたので、シンポジウムにて発表でした。アグロインフィルトレーションの話をさせて頂いたのですが、最初の5分ぐらいは今度178委員会から出版されるNBTの本の紹介になってしまいましたが。発表順がど真ん中で休憩前という一番眠たくなりそうな順番でしたので、面白く聞いてもらえるよう努力でした。なかなか楽しんでもらえたのではという手応えでした。

今回の学会では産学連携WG企画のシンポジウムが非常にためになりました。色々と勉強になることばかりで非常に有意義な学会でした。

2013年9月5日木曜日

Bon voyage

フランス、ボルドー大学から特別研究学生として当ラボに来ていたAbdelが先月に帰国しました。5か月という期間であっという間でしたが、日本を満喫したみたいで何よりです。ボルドー大学とは全学レベルでタイアップすることになったので、私もボルドーに訪れることもあるかと思います。ワインの美味しいところですから。

ささやかながらの送迎会。しゃぶしゃぶは初めてだったみたいですが、興味深々でした。

2013年7月25日木曜日

植物生理学全体合宿セミナー

先週のことですが、筑波山中腹のふれあいの里に行ってきました。
毎年恒例の植物生理学グループ全体の合宿セミナーの件です。
ブログに書くのは初めてかもしれません。

植物生理学グループ(http://www.biol.tsukuba.ac.jp/~plphys/)では毎年合宿セミナーをやっていて、外部講師の先生を呼んで、キャリアのことも含めて、貴重なセミナーをして頂く+ドクターの学生のセミナー練習会を兼ねています。今年、合宿幹事の小野先生から誰かいませんかということで、私の先輩で、新学術領域でもお世話になっている古本さんをお招きしました。なんと古本さんの肩書は龍谷大文学部教授です。まだ農学部ができていないから現存学部に入るということだそうです。

C4光合成のことを長年されていて、ピルビン酸輸送体の発見という、非常に鍵となる発見をお話頂きました。ざっくりした内容は知っていましたが、発見の経緯等も含めて講演いただいたので非常に興味深く聞くことが出来ました。物事を違う角度から見るということは大切ですね。その切り口からブレイクスルーが達成されることもありますから。

もう一人の先生は茨城大学の柴先生です。初めて柴先生とお会いしたのが上海という、何かの商売しているのですか?と尋ねられそうですが。柴先生は自家不和合性の研究を長年されていて、優劣関係や、その優劣性にメチル化が関わっているとか、最新の情報で非常にためになりました。

古本さんに折角つくばまで来ていただいたので筑波山神社へ寄りました。今、行っている共同研究についても議論することができ、非常に有意義な2日間でした。あとはちゃんと実験して形にしないといけませんね。
 



2013年7月2日火曜日

IF2012

新しくimpact factor 2012が発表されましたね。植物科学分野だと、Plant Cellが9台に戻りました。最近Plant Cellに投稿するのも厳しくなっているので、評価を厳しくしてIFを上げるということかもしれません。

驚きなのはMol PlantとPlant Biotechnol Jです。どちらも6を超えてきました。これまで4とか5だったのに急進です。Mol PlantはChinese communityの力だと思います。PBJがここ5年間で右肩上がりになっているのは、最近の世相を反映しているのかと思われます。基礎研究から応用研究へということで。これまで応用研究メインの雑誌でIF高いものがなかったから、PBJへ出そうとする人増えているのかもしれません。

一般誌ではNatureはCell, Scienceに比べてかなり差をつけています。Nature姉妹紙も軒並み10超えしているのは、Natureのネームバリューですね。

2013年6月30日日曜日

新学術領域班会議

今年度も公募班に採用していただき、大阪府大にいます。
毎回のように密な会議で、色々と勉強させて頂きました。
今後の研究に繋げていきたいと思います。

  

2013年5月28日火曜日

すでに2か月が過ぎ去ろうとしている

今年度が始まって、すでに2か月経ってしまいますが、なかなか自分自身追いついていない感じです。

さて、ありがたいことに今年度も新学術領域「植物環境感覚」の公募班に参画させていただくことになりました。これまで2年間参画させて頂いたのですが、おかげさまで色々な研究者とも交流をもつことが出来ましたし、共同研究の幅が一気に広がりました。実際にいくつも共同研究を進めさせて頂きまして、遺伝子実験センターの共同利用・共同研究拠点のアクティビティにもつながっています。

さぁて、論文を書いて業績を上げないと。

2013年4月1日月曜日

新年度

4/1になりました。
今日から新年度が始まります。
筑波大学を卒業されて社会人になった方も今日から新入社員かと思います。

今年度、筑波大学生物学類に入学された方、おめでとうございます。
これから勉学に、大学生活に、充実した4年間を過ごしてください。



1つアップし忘れですが、卒業生諸君があいさつに来てくれました。今頃は新社会人として頑張っていることでしょう。




もう1つアップし忘れですが、3月下旬に生物学オリンピック、国際大会出場者及び次点者を対象とした特別訓練を古川先生と行いました。その様子はこちら。さすが日本本選から選抜されただけあって、非常に優秀な高校生でした。

2013年1月17日木曜日

GeneMANIA

論文読んでいたらこんなツールが出てきたのでネットで調べてみた。
GeneMANIA http://www.genemania.org/
共発現しているものや、相互作用しているものを表示してくれる。
こちらにも日本語で書かれているブログを発見したので紹介。
http://array.cell-innovator.com/?tag=genemania

ちょっと使ってみたけど、なかなか便利かもしれない。

2013年1月4日金曜日

明けましておめでとうございます。

明けましておめでとうございます。
2013年も始まりましたね。
本年もよろしくお願いいたします。